クライアント・ワークをやっているときによく遭遇する問題です。
私はユーザビリティ原理主義者ではないので、最終的にはクライアントとよくコミュニケーションするのですが、
販促が利便性を犠牲にするケース
たまにありませんか?
↓の例を見てください。
きれいにラッピングされたハチミツの容器です。光による変質からの保護という役目もあるかと思いますが、基本的には、
「よく売れる」ことを目指したパッケージ。
で、問題は、私が購入したユーザーだった場合に、
ハチミツの残量が確認できないということでした。重量で大まかな残りが確認できるのですが、ぴったり100ccあるか確認したかったのです。全量は200ccだったので半分残っていれば100cc。
ですが、このパッケージだと中身が全くみえないので、残量確認ができませんでした。
で、
パッケージをすべてはがすと、残量確認ができる。。
うーん。便利。
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たんなるセコイ突っ込みのようですが、ユーザー目線では意外に重要だと思いませんか?
だた、やっぱり「売れた後に便利なデザイン」よりも、
「売れるためのデザイン」が優先されるのは、まったくしょうがないことのように思われます。。
中原