社会派ミステリーが面白いと思えない理由について

以下、ミステリーファン以外には良く分からない文章です。
最近、古典を読んでます。で、日本のトラベルミステリーの金字塔 西村京太郎 ブルートレイン殺人事件を読んでみました。
ラスト20ページくらいの犯人の独白が最高につまらなかったです。別に動機が読みたくてミステリー読んでる訳じゃないですが、陳腐すぎないか。社会派っぽい話の作りなんですが、リアリティあるのかも分からないし。
この読了感は、たぶん時代背景にあると思います。執筆年が七十年代。反体制って言葉がリアリティをもっていた時代なのかも。
今は批判することの無責任さにリアリティを感じてしまうから、登場人物がアホに見えちゃうのかも。
しかし、鉄ちゃん視点での時刻表&車両知識はすごいです。来年は寝台列車に乗るのが目標になりました!
ナカハラ


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