• 書評 ファーガソン『反政治機械』

    ファーガソン・ジェームス、 2020、 反政治機械: レソトにおける「開発」・脱政治化・官僚支配 水声社 を読んだので書評する。書評というより、感想メモ。私は今のところアフリカ大陸に足を踏み入れたことがないし、レソト、ア […]

  • タヌキ不動産ゆめ日記7 大雪の後

    今日、春めいて、雪解けの最中に内見対応に出かけた。物件の離れの古いスレート葺が雪に巻き込まれて落ちている。母屋の1階の瓦も、大屋根からの雪(というか氷)が落ちてきて3枚ほど割れていた。写真をとってオーナーに応急処置を依頼 […]

  • 書評 佐藤真弓『都市農村交流と学校教育』

    問いの所在 「子ども農山村交流の展開と可能性を明らかにする」 研究視角・理論枠組み  都市側・農村側の両方と、接点をみる。これまでは、農村側の都市農村交流論と、都市側の(自然)教育機能論は別物であったが、それを統合しよう […]

  • 書評 田中輝美『関係人口の社会学』

    田中輝美、 2021、 関係人口の社会学―人口減少時代の地域再生 大阪大学出版会 を読んだ。 問いの所在 「人口減少が前提となる現代社会において、地域再生とは、誰が何を目指すべきなのか」「関係人口はどのように地域再生の主 […]

  • 書評 デュルケム『社会学方法の基準』

    博士論文の基礎として、一般的な教科書を超えて、古典の教科書を読んでみる。社会学の学祖の一人とされるデュルケムの著作。「社会学」が固有の領域なるものをそれほど認められていなかった時代に、「社会学」を確立しようという意欲を感 […]

  • 主体性に回収されない暮らしについて

    自分でも漂流している感覚がある。いつまでたっても、専門性や生業が定まらないような気分である。多くの人がこの感覚を持っているのかもしれないけれど、僕はどうやら「これをやって生きていく」とか「これが大事だ」といった一貫性を説 […]

  • 脱力の方向へ

    なんだか、広い意味で、さまざまな局面で疲れたように思う。「休めばよい」といった事ではなくて、何のために休むのか、ということに回答するのに疲れてしまった感じがする。休むために休みたいというか、目的を持ちたくないという気分が […]

  • 書評 きだみのる 『気違い部落周遊紀行』

    きだみのるは、小説家・エッセイストである。奄美大島に生れ、慶応大学理財科中退後、パリ大学でマルセル・モースに師事した。デュルケームなどの著作の翻訳者としても知られ、当時のフランスを中心とした社会学・人類学を日本に紹介した […]

  • 書評 エスコバル『多元世界に向けたデザイン』

    エスコバル・アルトゥーロ、 2024、 多元世界に向けたデザイン: ラディカルな相互依存性、自治と自律、そして複数の世界をつくること ビー・エヌ・エヌ社 を読んだので書評する。エスコバルは、1952年、コロンビア生まれの […]

  • 感想 深沢美潮『フォーチュン・クエスト』

    深沢美潮『フォーチュン・クエスト』を1989年から、35年以上かけて読了したので、感想を書く。書評と感想の区別ははっきりしないけれど、価値自由とはかけ離れているので、まぁ、個人的な感想として。 これを書店で手に取ったのは […]